この記事では「痩せたい!」と思っている方に向け、「ローファットダイエット」や「ケトジェニックダイエット」のようなダイエットの基礎をお伝えします。
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ダイエットの原則は「摂取カロリー<消費カロリー」
食事内容に関する記事でもお伝えしましたが、ダイエットの原則は「摂取カロリー<消費カロリー」となることです。
いくらハードにトレーニングをしても、「摂取カロリー>消費カロリー」となっていては永遠に痩せることはありません!
定期的に”流行りのダイエット”(リンゴダイエット、MCTオイルに変えるだけ!など)がニュースなどで注目されますが、ダイエットの基本は「摂取カロリー<消費カロリー」であることを絶対に覚えておいてください。
ダイエットの種類は大きく2つである
いろんな種類のダイエットがあって、どうすればいいかわからないと思いませんか?
健康的に痩せるダイエットは大きく分けて2種類しかありません。
その2種類とは「ローファットダイエット」「ケトジェニックダイエット」です。
理由を説明します。
人間が生きていく上で必要な3つの栄養素は「炭水化物」「脂質」「タンパク質」です。
タンパク質は、人の体をつくることに主に利用されるので、生きていく”エネルギー”として利用されるのは、炭水化物、脂質です。
ここで1つ疑問が生じます。「エネルギー源が2つもあったらどっち使えばいいか体が迷うんじゃ?」
はい、その通りです。基本的には炭水化物がエネルギー源として利用されるため、脂質はエネルギー源として体に貯蔵されます(=脂肪となる)
なので、1つ目の「ローファットダイエット」は”脂質の摂取を減らす”ダイエットです。いわゆる”ボディビルダーがしてそうな食事内容のダイエット”ですね。
では、主エネルギー源として利用される炭水化物を減らしたらどうなるか。その場合は、脂質がエネルギー源となります。
なので、2つ目の「ケトジェニックダイエット」は”炭水化物の摂取を減らし、脂質を多くとる”ダイエットです。
なんとなく、2つのダイエットの違いがわかりましたか?ここからは2つのダイエットをもう少し詳細に説明します。
ローファットダイエット
「ローファットダイエット」は”脂質の摂取を減らす”ダイエットとお伝えしましたが、もう少し詳細にお伝えします。
ローファットダイエットの基本的なPFCバランスは P:F:C=3:1:6 です。
摂取カロリーを2000kcalとすると P:F:C=600kcal : 200kcal : 1200kcal ですね。
上記からわかる通り、脂質はほぼ摂取できないので、鶏胸肉(皮無)、ささみなどが主なおかずとなります。とはいえ、脂質も体の機能としてはかなり大事であるため、”良質な資質”を意識して摂取していきましょう。(オメガ3系脂肪酸やオメガ9系脂肪酸を含むもの)
基本的にぱさぱさしている食材が多くなってしまいますが、おいしく食べる方法は調べるとたくさん出てきますので、調べてみてください!
ケトジェニックダイエット
「ケトジェニックダイエット」は”炭水化物の摂取を減らし、脂質を多くとる”ダイエットとお伝えしましたが、もう少し詳しく説明します。
平常時にはエネルギーを生成するための燃料源としてブドウ糖が消費されています。このブドウ糖が枯渇した場合、身体には蓄えた脂肪から肝臓で「ケトン体」という物質を作り、各細胞でエネルギー源として使用する仕組みが備えられています。(この状態をケトーシスと言います)
※ケトン体とはベータヒドロキシ酪酸・アセト酢酸・アセトンの総称
ケトジェニックダイエットでは、この身体のメカニズムを利用して体脂肪を落とすことを狙います。
ケトジェニックダイエットでは、1日の糖質(C)の摂取量を50g以下とし、かつできる限り脂質を摂取します。(できれば総摂取カロリーの60%以上)
そのため、普段食べているごはん、パン、パスタなどの主食は完全カット、根菜や料理酒などの糖質の多いものも避けるようにしてください。
食材例は、ステーキ、アボカド、などですね。
注意点としては
・食費が高くなる
・ケトン臭という独特なにおいがする場合がある
・おなかが緩くなる場合がある
ということがあります。
また、人間の体には”ホメオスタシス”という恒常性を維持する機能があり、長期間ケトジェニックダイエットを続けていると停滞期が訪れます。
そのため、体重減少が停滞したら、ローファットダイエットに切り替え、また停滞したらケトジェニックダイエットに切り替え、、、ということをすると、ホメオスタシスが変わり、脂肪燃焼が進みます。
ケトジェニックダイエットの脂質源としてMCTオイルがおすすめです!
今回の記事のまとめ
①ダイエットの原則は「摂取カロリー<消費カロリー」
②ローファットダイエット
・PFCバランスは「3 : 1 : 6」
・脂質が少ない分、オメガ3系脂肪酸やオメガ9系脂肪酸など良質な資質をとることを意識
③ケトジェニックダイエット
・1日の糖質摂取量は50g以下
・総摂取カロリーの60%は脂質とする
④体重の停滞期が訪れたら、ダイエットの手法を変更することも良い
今回の記事では、ダイエットの基礎についてご説明しました。
まずは普段の食事内容の見直しから始めましょう!
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